北海道函館へ旅行を考えている方に今回宿泊してきた大沼の鶴雅オーベルジュ「エプイ」をおすすめしたいネコヤナギ🐱です。
北海道旅行するときは決まって同じホテルに宿泊し、気に入っているお店に行くという決まった流れで旅行していた私たち夫婦が趣向を変えて、大沼のエプイというホテルに泊まりました。
期待以上に良かったので、ぜひ北海道旅行を計画している方の参考になれば幸いです。
大沼鶴雅オーベルジュ「エプイ」のコンセプト
「エプイ」とはアイヌ語で「樹々の花や実」を指します。

青空に向かって伸びる鞘に梢に眩しいほどの真っ白な花を咲かせて
北の国に春の訪れをしらせてくれる「キタコブシ」の花のように、大沼の森に美しい出会いの花をたくさん咲かせたいと願って付けられた名前だそうです。
そんなエプイの特徴は下記の4つです。
- 美しい花と緑に溢れる庭
- 大沼を中心とした半径50マイル(約80㎞)圏内の食材にこだわったお料理
- 絶景の湖上テラス
- エレガントでありながらナチュラルで落ち着いた空間
私たち夫婦が宿泊したときの写真と合わせて一つ一つお話していきます。
鶴雅オーベルジュ「エプイ」のお庭
花々の名前や見頃が用意されているQRコードで簡単に調べられる「エプイ ボタニカルガーデン」。
残念ながら冬に行ったのでほとんどが雪に覆われていました。暖かい季節に訪れれば緑豊かなお庭を鑑賞できるようです。

朝食と夕食をいただくレストランは、エプイボタニカルガーデンを眺めることができます。
緑に溢れるお庭も好きですが、この雪が積もる北海道ならではの風景が、旅行に来ているという気分に浸らせてくれるので結構好きです。

夜になると焚き火がついていて、ゆらゆら揺れる火をのんびり眺めて癒されました。
お庭はとても充実しているようで冬でなければ、北海道らしいお花とであるラベンダーやイングリッシュガーデン風の薔薇のアーチ、夜にはプロジェクションマッピングの光でライトアップされるそうです。
冬には冬の良さがありとても良かったですが、緑あふれる時期も見たいと思いました。

エプイの敷地内にはベーカリーショップがあり、テイクアウトしたパンやドリンクをガーデンでいただくことができるそうです。
雪がちらつく気温だったので私たちは利用できませんでしたが、花が咲く季節であれば花粉もないことですし、ガーデンのテーブルで食べてみたいです。
大沼を中心とした半径50マイル(約80㎞)圏内の食材にこだわったお料理
具体的なディナーの内容は下記の記事にまとめています。
朝食では、山川牧場の牛乳が必ず出てくるのが嬉しかったです。山川牧場の牛乳はいつも気に入って宿泊していたホテルの朝食ビュッフェで必ず用意されている牛乳だったので、ずいぶん前から知っていました。


全て大沼周辺の食材というこだわりが嬉しいです。どれも美味しいですし、美味しいホテルメイドのパンが3種類楽しめるのが個人的に良かったです。
朝食はかなりボリューミーなのでお昼時になってもあまりお腹が空きませんでした笑
絶景の湖上テラス

バースペースの奥の扉から行ける湖上テラスです。
ホテルからおすすめは、下記の3つです。
- 朝食での利用(1日1組限定)
- ウエディングフォト
- 夕日鑑賞
冬以外の季節であれば、人気がありそうです。部屋からもこのテラスが見えたのですが、ちらほらとこのテラスに足を運ぶ宿泊客がいました。
私たちも実際に足を運んでみましたが、雪がちらつく季節に来たのでびっくりするくらい冷たい風に吹かれ長い間の滞在はできませんでした笑
エレガントでありながらナチュラルで落ち着いた空間


ホテル全体が少し暗めで、落ち着いた雰囲気がありました。静かにのんびり過ごしたい私たち夫婦には、嬉しい空間でした。
広間から各部屋にダイレクトにアクセスできるようになっているので、朝食の時間帯やチェックインの時間帯は結構人の声がよく聞こえてきたので、もう少し静かな方が嬉しいかな。

天蓋付きのベッドで寝るの初めてでした。
最初の一言は「なんか小学生の頃寝た保健室のベッドを思い出す」でした。そして、夫と天蓋の存在意義が気になってググってみたところ寝室がなかった中世の貴族の家では天蓋をつけることでリビングと寝室を分ける的な役割があったそうです。
ちなみに、ベッドは沈みすぎない硬めのベッドで、普段硬めの枕と布団で寝ている私たちには嬉しい寝心地でぐっすり寝ました。
宿泊した部屋についてざっくり紹介


この青いボトルに入ったアメニティは売店でも売られていました。大体1,500円前後でした。
写真に写っていませんが、フェイスウォッシュもありました。

貸切にできる家族風呂があったので、シャワーは夫が朝顔を洗う時に利用するだけでした。洗面台がかなり小さめでお湯がちょろちょろとしか出なかったので、私も朝顔を洗う時シャワーを使うおうか迷いました。(迷ったけど、結局横着して洗面台で顔を洗いました・・・)

パジャマと館内着が用意されていました。館内着はMサイズとFサイズの2種類で2枚ずつ。館内着でレストランにも行けるのでとっても楽ちんでした。
館内着は売店でも売られていて、気に入ったので買って帰りました笑
ジオラマ好きにはたまらない「ジオラマコーナー」
ロビーラウンジの奥にバーカウンターとジオラマコーナーがありました。

パチパチと焚き火が音を立てていて、なかなか見る機会のない焚き火を眺めるのも楽しかったです。



ジオラマ好きには嬉しい大きなジオラマがありました。
大沼の駒ヶ丘を囲む函館本線のジオラマでした。宿泊した人のみ無料で持参した列車を走らせることができるそうです。
「なぜジオラマ?」と不思議に思いました。
オーナーがジオラマ好きなのだろうか?と不思議に思っていたら、もともとJR北海道が運営していたホテルを鶴雅リゾートグループが買収したという経緯があり、その名残だそうです。
なるほどねぇーと納得です。
大沼の鶴雅オーベルジュ「エプイ」の周辺のグルメ情報
朝食と夕食はエプイのレストランで食事でしたが、ランチはどこ行こうかなと悩んだので実際どこに行ってきたのかという紹介と、大沼に来たからには食べておきたいものもあったのでそちらも合わせてご紹介します。
ランチは森商店!ホッケカレーとイカ飯、いももち、じゃがバター!

Googleマップ⭐️4.5の森商店に行きました!
3日目は別の場所に行こうとしましたが、全部しまっており結局3日目もこちらでカレーをいただきました。
朝食がボリューミーであまりお腹が空いていなかったので、カレーは1人一つではなく1つを半分こしました。それで、サイドメニュー3つ。
かなり良い作戦でした。


ホッケフライって珍しいですが、北海道ではアジフライと変わらない至って一般的なフライだそうです。北海道函館出身の夫はなぜ、ホッケフライは東京で見かけないのか。不思議だそうです。
ホッケフライ美味しかったです。アジフライをイメージしていただければ、誤差がないです。
カレーも美味しくて、さすが⭐️4.5のお店でした。

やっぱり北海道のじゃがいもは甘くて美味しいです。
千葉で生まれ育った私は、初めて北海道でジャガイモを食べた時美味しすぎて衝撃を受けました。
いももちはみたらし団子のタレに近いイメージが強い私にはちょっと違和感がありました。どっちかというと甘みが薄めの醤油ダレでした。

イカ飯ってなんでこんなに美味しいんだろう。
ふるさと納税は毎回いかめしにしています。本当に美味しい。


お店の中もおしゃれで居心地の良い空間でした。
また大沼に来たらこちらのお店は再訪します!
道民思い出の味 大沼団子

エプイから歩いて数分の距離にあるこちら「沼の家」。
大沼団子は食べておきたいスイーツです。

大沼団子以外にも北海道のお菓子とかお煎餅がいろいろあったので、定番のじゃがポックルと美味しそうだったホリのとうきびチョコを購入しました。

みたらしは固定で、あんことごま餡で選べます。私たちはあんこにしました。


みたらしの塩気もあんこの甘みも、どちらも味付けが濃すぎずちょうど良いです。
そして食べ初めて、この大沼団子を考えた人の罠にハマっていることに気づきました。みたらし→あんこ→みたらし→あんこと永遠と食べ続けてしまう!!!
ボリューミーな朝食でお腹が空いていない状況でランチを食べた後だというのに、どんどん食べてしまう!!!
これは罠である。隠れデブ製造機だ。
しかし、大沼団子は「当日中にお召し上がりください」と言われていたので、美味しく全部食べました。
山川牧場でソフトクリームとさけるチーズ

朝食に出てくる山川牧場の牛乳はここから来ています。
牛乳は毎朝朝食の時に飲めるのでこちらでは牛乳ではなく、ソフトクリームをいただきました。

駐車場が広いので車でも来やすそうです。


ソフトクリームやカレーは食券制でした。
チーズは冷蔵コーナーから取って一緒にレジへ。


ソフトクリームは牛乳の風味が濃厚で絶品。これはやっぱり食べておきたいスイーツNO.1です。
さらにさけるチーズも。ジャージー牛乳100%なのでこれまた牛乳の風味を存分に味わえます。
終わりに
大沼鶴雅オーベルジュ「エプイ」はレストランの食事が美味しいのと落ち着いた空間で過ごしやすかったのでとても良かったです。
また、歩いていける範囲にあるお食事所やスイーツも美味しかったのでとても満足です。
函館も魅力的でしたが、今回の旅行で大沼もとても良かったです。
また大沼へ旅行に行く時は、またエプイに宿泊したいです。
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