おでかけの記録

【函館】全然被らない!北海道大沼の鶴雅オーベルジュ「エプイ」3泊四日のディナー

おでかけの記録

こんにちは、函館が好きなネコヤナギ🐱です。

いつも函館に行くとお気に入りのホテルに宿泊し、金森倉庫周辺のご飯を食べるという旅行プランなのですが、今回は夫が気になっていた大沼の鶴雅リゾート「エプイ」に宿泊してきました。

連泊した時の食事の内容を知りたいという方のために、今回私たちが3泊四日の宿泊でいただいた食事内容をご紹介したいと思います。

私たち夫婦はお酒が飲めない、酢の物が苦手という理由で普段全くフレンチを食べませんので、フレンチ料理特にソースなど他のお店との比較は一切できません。

フレンチ初心者の感想としてご参考ください。

知っておきたい大沼鶴雅オーベルジュ「エプイ」のコンセプト

レストラン(お食事の会場)

お料理はフレンチのフルコースです。

そして、大沼を中心に半径50マイル(約80㎞)圏内の、厳選した旬の食材が使われているので、大沼の大地の恵みと季節の旬を組み合わせた料理を楽しむことができます。

そして、食事の中で登場するパンはホテルメイドです。お料理との相性を考えられていて、毎回違うパンが出てきます。ディナーの際は、2種類パンが出てくるのですが、片方は必ず米粉の白いパンでした。

最近米粉のパンやスイーツに興味があったので、ここで米粉パンのおいしさを知ることができて良かったです。

大沼鶴雅オーベルジュ「エプイ」の1日目のディナー

パテ・ド・カンパーニュ

フランスの伝統的な家庭料理だそうです。
丁度良い塩気と食感の楽しさで美味しいです。

日本海産桜鱒のマリネ 春を感じる野菜のサラダ

春の山菜「こごみ」と「うるい」だと思います。独特の苦みは感じませんでした。

桜鱒がしっとりしていて程よい塩気です。野菜やソースで美味しくいただきました。

北海道産帆立貝のグリル わかめを添えて

帆立の厚みに感動しました。そして、春の山菜「菜の花」
旬の野菜と一緒にいただけるのは嬉しいです。
ソースは確か、ウニとなんとかだった気がします。

エプイ自家製パン

ホテルメイドのパンです。事前情報で美味しいと聞いていたのでとても楽しみでした。
右が米粉のフランスパン、左は全粒粉のパンです。
噂通り美味しかったです。

滝川産合鴨のポワレ バタックペッパーの香り
函館雪の下大根のコンフィ 蜜柑のソース

鴨肉の上に乗っているのは蜜柑です。蜜柑がソースになっているなんてオシャレだなと思いながら頂きました。最近鴨そばの美味しさに気づいてから、注目している食材です。

鴨肉はもたれにくいので食べやすく、したの大根は染み染みで優しいお味でした。

函館ブイヤベース

大きな漁りにカニの手。白身魚に、カブが入っていて、さやえんどうの緑が綺麗です。
ブイヤベースがくるタイミングで食べ終えていたパンのお代わりを頂きました。
かなりしっかりとした塩気にパンの相性は抜群です。

本日のグラニテ

メインの前のお口直しに赤ワインのグラニテです。
私はアルコール特有の味や香りが苦手。夫はアルコールパッチテストで皮膚が赤くなってしまう体質。そんな私たちでも、風味を楽しんで美味しくいただくことができました♪

北海道産牛肉サーロインのポワレ
山わさびのソース

右側の立派な椎茸は「王様しいたけ」です。この椎茸がジューシーでおいしい!
お肉はお高い味がしました。質が良いお味感がすごかったです。

マスカルポーネチーズのムースとクランブル
苺のソースとメレンゲ 本日のグラスを添えて

左はアーモンドのアイス。右は、マスカルポーネチーズのムースの下にスポンジ生地があり苺のソースがかかっていたので、ショートケーキのような感じでした。
クランブルもサクサクで、メレンゲは苺味。

本日のミニャルディーズ

「ミニャルディーズ」とはひとつまみサイズのお菓子のことだそうです。
上記のデザートと同時に配膳されました。
シュークリームと生チョコレート。どちらも、すごく美味しかったです。

特にシュークリームは中のカスタードにバニラの風味がしっかりあって高級感がある上に、サクサクの生地で絶品です。

大沼鶴雅オーベルジュ「エプイ」の2日目のディナー

チーズタルト

チーズタルトと聞くと一般的な洋菓子をイメージしましたが、確かにこれもチーズタルトだ、と納得。
癖のないチーズにしっかりしたタルトでした。

北海道産北寄貝とオマール海老のマリネ

黄色のソースはパパイヤを使ったもので、もう一つはマスタードを使用したものでした。
パパイヤはあまり得意ではないですが、ソースは美味しかったです。
このソースは3日目のお料理でも登場しました。

エプイ自家製パン各種

ホワイトアスパラガスと山菜のベニエ

ベニエとは日本料理でいう天ぷらだそうです。
緑のソースはバジルかと思いきや、ニラでした。
塩気が聞いているのでそのまま食べたり、ソースをつけたり。とっても美味しかったです。

タラバガニのクレネット包み

こちらも絶品でした。
タラバガニはふわふわ食感になっていて、コショウのピリッと効いたソースの相性が抜群です。
添えてあるほうれん草が良いアクセントになっていました。

鮮魚とヤリイカのリゾット

奥の以下の下にリゾットが隠れています。
オレンジ色のソースとリゾットの相性が良かったので、私は魚もある程度ほぐしてリゾットと一緒にいただきました。

本日のグラニテ

レモンのグラニテでした。
程よくすっぱくて口の中がさっぱり。
次のお肉料理を迎える準備が整います。

北海道産牛肉フィレ肉のグリル
エプイ特製ソース

厚みのある牛肉と美味しい野菜でした。
お肉の下には、北海道ならではの甘みがあるジャガイモ。
玉ねぎも甘みがあって、そのままでも美味しいです。
カリっとグリルされた舞茸も美味しくて、満足の一皿でした。

キャラメルムースと本日のグラスを添えて

キャラメルムースの隣はピスタチオのアイスです。
ココアのクランブル?も美味しかったです。
オレンジ色のフルーツはメロンかと思ったらパパイヤでした。
添えられていた生クリームと一緒にいただきました。

本日のミニャルディーズ

ミニャルディーズも一日目とは違いました。
正直かなり美味しかったので、同じでも良いと思っていました(笑)

大沼鶴雅オーベルジュ「エプイ」の3日目のディナー

イクラのブーシェ

いくらが乗ったタルトでした。
「ブーシェ」とはフランス語で「ひと口」という意味であり、一口サイズの温オードブルを指すそうです。ひと口で頂きましたが、タルトがかなりしっかり生地なので気を抜くと口から出そうでした(笑)
いくらにかなり塩気があったので、お酒に合いそうです。

本マグロと牡丹海老のマリネ

2日目に登場したパパイヤとマスタードのソースです。
本マグロがしっかり味があり、熟成させたり漬けにしたときのようなねっとりとした食感でした。
海老はパリパリに挙げられていて、美味しかったです。

サーモンのグリエ

サーモンの塩気がしっかり目でした。
塩気の強めのお料理が続いたので少しお水を飲むペースが速かったように思います。
お酒との相性が良さそうです。

エプイ自家製パン各種

王様しいたけのタルト

王様しいたけがタルトになっていました。
しいたけがお肉の旨味を吸っていて、少し酸味のあるソースと相性が良かったです。

きんきと鮑のロースト

きんきと鮑が出てくると少し夏を感じます。
鮑がプリプリで味が濃厚でした。
左にある緑は「ふきのとう」でしょうね、結構山菜特有の苦みがあり、春を堪能しました。
きんきは添えられていた山椒の葉と一緒に頂きました。

本日のグラニテ

グレープフルーツのグラニテでした。
2日目のレモンも美味しかったですが、グレープフルーツも美味しいです。
お家でも作りたいなと思いました。

熟成蝦夷鹿肉のポワレ
エプイ特製ソース

ソースが濃厚でした。
特製ソースとのことでしたがどんなソースかという説明がなく、味わって考えても何がどんなふうにソースになっているのかさっぱり想像がつきませんでした(笑)
鹿肉は結構食べ応えがあり、一切れでも十分なくらいでした。

パティシエ特製デザート

フルーツとリンゴに見立てたムースのスイーツ、一切れのガトーショコラです。
濃厚なガトーショコラで絶品。
フルーツは、メロンとオレンジ。濃厚なガトーショコラに合います。
ムースも美味しかったです。

真っ赤なガラスのお皿が印象的でした。
テーブルクロスに浮かぶ模様が素敵です。

本日のミニャルディーズ

フロランタンとマドレーヌ?です。
食後の紅茶と一緒に美味しく頂きました。

終わりに

大沼鶴雅オーベルジュ「エプイ」の3泊四日のディナーをご紹介しました。

私たちが宿泊したのは3月の中旬です。そのため春の山菜が多くでてきました。
旬の料理といっしょにその土地の食材で頂くフレンチは最高でした。

三泊四日して良かったと思うほど、毎回の食事が美味しかったです。

フレンチは避けて通ってきた私たち夫婦が「フレンチを誤解していた」と思うほど、美味しかったです。お酒が飲めなくても、強い酸味が苦手でも、フレンチは美味しくいただけるのだとわかって良かったです。

また来たいと思う程好印象のホテルディナーでした。

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