暮らしの記録

子猫の下痢はどう治す?!実際に治した我が家の場合

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お世話をしていた子猫も離乳食を食べている時期に、連日下痢をして血が混じるようになってしまい、「これはなんとかしなくては!」と思い、子猫の下痢を直す対策をあれやこれやと試して治した話をご紹介します。

結論は「食べすぎ」

あくまでも、うちのケースです。どの子にも当てはまるわけではありませんので、そこのところご了承ください。

ただ、子猫は自分のお腹の容量がわかっておらず、いつまでもご飯を食べたがるので、やりがちなのではないかと思います。

本当に足りていないのか、よくよーく様子を見てお世話する側がご飯の量を調整してあげなければいけないということを今回の件で痛感しました。

■試したこと

  • 病院で処方されたサプリメントは効果がなかった
  • ご飯を永遠と要求されるが、パッケージの説明に従った量をあげる

子猫の主な下痢の原因

■主な原因

  • 食事の内容、量
  • 急な環境変化によるストレス

食事の見直し

普段何を食べさせていますか?

良かれと思って与えているものが、下痢の原因になっているかもしれません。

牛乳は子猫用ですか?

与えて良いのは、猫用のミルクです。

人用をあげてしまうと牛乳に含まれる乳糖を分解する酵素が少なく、下痢の原因になるからです。

猫用のミルク

写真の牛乳は、ドラッグストアで1パック190円程度で購入することができます。

紙パックだけでなく粉ミルクが売っているお店もあるので、近くのドラッグストアやペットショップ、ホームセンターへ行ってみてください。

離乳食はウェットフードをあげよう

これは1つ210円程度で購入できます。

離乳食期の子猫用なので生後4か月まで食べさせることができます。

『カリカリ』と呼ばれる固形のキャットフートですが、子猫の消化器官は発達中なので消化不良を起こしている可能性もあります。

現在ドライフードを与えていて下痢をしているのであれば、消化の良いミルクや離乳食用のウェットフードに変えて様子を見てください。

また、成猫用を与えている人は、子猫用に切り替えると下痢が治るケースもあります。

▼食べ過ぎ

子猫は自分のお腹の容量を把握していないので、どんどんご飯を食べようとします。

ですが、ちょっと「少なすぎない?」と心配になるぐらいの量がちょうど良いです。

月齢体重一日あたりの量(ドライフード)1日あたりの量(ドライフード+ウェットフード)
1ヶ月0.4kg~0.7kg29g-37gドライ7-16g+ウェット1缶
2ヶ月0.8kg~1.2kg38g-51gドライ16-29g+ウェット1缶
3ヶ月1.4kg-2.1kg48g-65gドライ27-44g+ウェット1缶

上記のフードの量は、ロイヤルカナンのウルトラソフトムースというウェットフードに記載されてい内容です。

1ヶ月未満の子猫にはウェットフードのみのほうがお腹に優しいです。

急な環境変化によるストレス

特に猫は、環境の変化にストレスを感じます。

母猫から逸れたばかり、お家にお迎えしたばかり、そんな環境がガラッと変わってしまうとお腹の調子を崩してしまいます。

猫専用のスペースを作る

理想はケージを用意し、人からの視線を遮るためにタオルで覆ってあげることです。
スペース的に難しいのあれば、あまり人が通らない場所に寝床を作ってあげると良いと思います。

毛布などを用意してあげて寒くないようにしてあげてください。

できるだけ留守電させない、構いすぎない

不安で常に傍に傍にいたい子と、隅っこでじっとしていたい子に分かれますが、どちらも共通してひとりぼっちは嫌なところです。

心細いから人の気配はあったほうが良いです。

ついつい構いすぎてしまうと、猫のストレスになるので、しっかり様子をみて今どういう気持ちだろうか考えてあげる必要があります。

大きな音をたてない、大声をださない、騒がない

人よりも耳がよいので、人は気にしない音も猫にとっては騒音です。

デリケートになっているので、特に音には気を遣ってあげてください。

明るすぎる照明、カメラのフラッシュ

猫は夜行性です。

明るすぎると目が疲れてしまいます。照明が明るすぎる場合は少し暗くしてあげたり、ついついカワイイからと写真を撮る際に、フラッシュは使用しないようにしましょう。

来客

知らない人が苦手な猫は、隠れ場所に避難できるようにしておけば問題ありません。

無理やり触られたり、抱っこされたりするのは嫌がります。

動物病院で処方されたサプリメントについて

私の飼っている子猫は下痢が続き、だんだん血が混じってきたので病院に行きました。

■病院の診察結果

  • 寄生虫が原因の下痢ではない
  • 悪玉菌が多くなっている
  • 子猫なので薬ではなく、サプリメントを処方する
動物病院にて処方されたサプリメント

お腹の健康をサポートする栄養豊富な母乳の初乳から分泌された乳清、グルコース、電解質をプラスした、ペースト状のサプリメントでした。

サプリメントの飲ませ方

最初はペロペロと舐めてくれるものだと思っていました。

一口舐めたら固まり、それ以降舐める気配がありません。

こういった場合、鼻の下あたりに少量ずつ塗ると自然と舐めるます。

何度かに分けて鼻下に塗り、すべてのサプリメントを舐めたらせます。

だんだん鼻下に塗られるのも嫌がり、顔を背けます。。

「もう飲みたくない・・」とでも言いたげな顔をされます。
辛いね、ごめんね。

処方されたサプリメントの効果はなかった

残念ながら処方されたサプリメントで下痢が解消されることはありませんでした。

治らないし、嫌がるので、サプリメントがなくなる前に、飲ませるのを中止。

それよりも、かなり食事量を減らし様子を見る方針に変えたら、すぐに下痢が治りました。

私の猫の場合は、食べすぎが原因だったということですね。

人間用の薬は絶対にあげないで

Yahoo知恵袋などを見ると、たまに猫の下痢に人用のビオフェルミンを進めている人がいます。

あくまで、それは人用の薬なので猫に使用していけません。

危険な下痢と様子を見ても良い下痢の違い

『ストレスや食事などからくる環境問題』は、病院に行っても治りません。

『寄生虫』は、病院に行かないと治りません。この見分け方の1つに体重の増減があります。

順調に増え続けている場合には、1の環境問題の可能性が高いので生活習慣を見直す必要があります。病院に急いで行く必要はなく、猫にとって快適な生活環境を整えてるとよいです。

反対に、体重が横ばい(もしくは減少)場合は、寄生虫や感染症の疑いがあるので、急いで動物病院へ連れて行ってください。

まとめ

子猫の下痢の治し方をご紹介しました。

環境が原因の下痢であれば、生活環境を整えてから3~4日様子を見てください。

寄生虫や感染症の疑いがある場合は、すぐに下痢の様子がわかる写真を撮って動物病院へ連れていくのが一番です。

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