暮らしの記録

【子猫を拾った回数:4回】私がおすすめする子猫を拾ったあとの流れ

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こんにちは、ネコヤナギ🐱です。自称子猫拾いの玄人です。笑

よくyoutubeで子猫を拾ったと言う動画のコメントに、「子猫ってほんと拾えるの?道端で鳴いている子猫なんて見たことない」とコメントしている人を見かけます。自作自演がバレて炎上したyoutuberも過去にいましたが、私の住んでいる地域は子猫を拾うってそんな珍しいことじゃないです。

私の住んでいる地域、兄嫁に「中途半端な田舎」と言う異名を賜るほど中途半端な田舎に住んでいます。決して嫌味を言われているわけではないです、はい。

この中途半端な田舎を構成する住民は、高齢者の割合が高くそれに比例するように猫や鳩に餌をあげる人も多めです。この俗に言う「餌やりさん」がいる地域は、猫が集まるのでどんどん子猫が生まれます。

この負の連鎖によって、鳴いている子猫に遭遇するというイベントが発生するのです。

もう今では、子猫を拾ったら何をするべきかか判りますし手際良くできるので、この経験がどなたかの役に立てることを願います。

大まかな流れ

  1. できるだけ近くで、現在営業中の動物病院を調べる
  2. 営業中の動物病院が見つかったら、動物病院へ連れて行く
  3. 見つからない場合、翌日連れて行くため、一旦家へ連れて帰る
  4. ドラッグストアやホームセンターなどペット用品売り場がある場所で、子猫用のミルクや離乳食を買う
  5. 帰宅⇒元気なら先にお風呂
  6. 帰宅⇒元気がなかったら先に暖める
  7. ミルクやご飯をあげつつ、ダンボールやカゴなどで即席の寝床を作る
  8. シュレッダーの紙くずなどを用いて、即席のトイレを作る
  9. 飼うなら、必要なものを揃える
  10. 飼えないのであれば、里親を探す

大まか流れは以上です。

できるだけ近くで、現在営業中の動物病院を調べる

拾った時に17時を過ぎている場合、もう営業している動物病院がないとは思いますが、念のためGoogle マップで今から診察してもらえる動物病院を探してみてください。

動物病院が営業中の時間であれば、そのまま病院へ連れて行きましょう。

「鳴いている子猫を見つけたので保護しました」と受付の方に伝えれば、健康診断を受けることができます。

※拾った子猫には衛生面で他のお客さんに迷惑をかけてしまうので、病院に入る前に保護した子猫を受信させたい旨を電話で伝えたほうが良いです。

先生に「飼いますか?」と聞かれますが、これはその病院でその子猫のカルテを作るか作らないかを決めるための質問なので、悩んでいる場合は「悩んでいます」と伝えて問題ありません。

反対に、飼えない場合は、「飼えません」と答えると病院によってはそのまま預かって里親を募ってくれたり、里親募集の張り紙を病院に貼りだしてくれるところもあります。

気になる診察代ですが、病院によって差があるので8,000円〜15,000円くらいを見積もっておく必要があります。

手持ちに余裕がない場合は、流石に鳴いている子猫を抱えたままコンビニやATMでお金を下ろしづらいので、病院の受付の方に手持ちの余裕がないことを相談すれば、何かしらの手助けをしてくれますので、ご安心ください。

連れて行く際に、猫用のキャリーなどを持っていない場合は、飛び出さないように洗濯ネットにいれてトートバックやビニール袋で運びましょう。

ちなみに、私は病院が閉まっている時間帯に子猫と遭遇することがほとんどなので、病院は翌日の朝に連れていきます。

これは、トートバックしかなかったので、洗濯ネットに入れたときの写真です。

受付の際に、「拾った猫なんで、健康診断してほしいです」と伝えれば基本的な診察をしてもらえます。

とくにお腹の中に寄生虫が要る場合は、薬を使って寄生虫を排泄させないといけないので、この健康診断は凄く大切です。

実際にかかった病院の診察代

  • 初診料 ¥2,000
  • 健康診断+ノミ駆除 ¥1,200
  • 処方料 ¥500
  • インターキャット点眼液 ¥2,000

合計(税込) ¥6,156

病院関連の詳細

■健康診断の内容(病院によって多少変わります)

  • 感染症
  • 耳ダニ
  • 体のダニ
  • 寄生虫

動物病院へ連れて行ける状況ではない場合

病院へ連れて行ける状況ではない場合、家に連れて帰るしかありません。

既に猫を飼っている場合は必ず病気や寄生虫が移ったりして危険ですので、先住猫と拾った猫が接触しないように隔離してください。

誰かと一緒にいるなら、猫を家に連れて帰る係とドラックストアやペット用品を売っているお店に行って、猫用のミルクやウェットフードを買いに行く係に手分けをします。我々は夫婦でその場に遭遇することが多いので、私が家に連れて帰り夫がミルクとご飯を調達すると分担します。

もし一人なら家に連れて帰り、早急にミルクやご飯を買いに行きましょう。

この時買うのは、猫用のミルクと離乳食です。カリカリのキャットフードの場合歯がしっかり生えていないと食べられないので、離乳食にしておけば、子猫は自分で食べることができます。

ノミだらけになっているはずなので、すぐに暖かめのお湯を洗面器か何かに溜めて猫を首まで漬けます。少し長めに漬けることでノミの駆除が簡単にできます。この時どれだけ汚れていても、人間用のボディソープは猫の肌には刺激が強すぎるので使用しないでください。

ノミ対策が終わったら手早くタオルドライをして、ドライヤーを遠目にかけてあげて乾かします。

明らかに弱っている場合は、体温低下が命取りになってしまうので洗わずに、とにかく温めてミルクを飲ませあげてください。

ノミ対策(洗う)

家にあげるならやっぱりノミが気になるところですね。暖かいお湯を用意して、ノミが死ぬ程度の時間お湯に浸かってもらい、お湯から出したら手早く乾かしてあげてください。

体を冷やさないよう手早く乾かした後は、ホッカイロなどの暖かい物を傍に置いたり、ひざ掛けのような温かい布地に包んであげます。

このとき、人間用の洗剤(シャンプーやボディーソープ)は猫には有害なので、使わずお湯だけで洗います。

中耳炎になってしまうので、耳にお湯が入らないようにご注意ください。
もし入ってしまった場合は、耳を軽くふぅっと息をかけてあげると、猫が頭をぶるぶると振るはずなので、その動作で水を出すことができるはずです。

猫用の餌

子猫は、生れてから何週間経っているかで、ミルクだけなのか、離乳食が必要なのか、固形物のフードで良いのかなど餌の内容が変わってきます。

ミルクであればどの子猫でも飲むので、すぐ病院に行けない場合は猫用のミルクを与えてください。

私は、必ずミルクとフードでセットで買う様にしています。お腹を空かせていることが多いので、すぐに買ってあげてください。

器からだと上手に飲めない子には、シリンジであげる方法もあります。

排泄の介助

生後3週間ぐらいまでの子猫は自力で排泄ができないため、ぬらしたティッシュやガーゼで肛門を刺激してあげてください。

私が拾った子猫は、体を洗った時に偶々排泄したので実際の動画がありません。

youtubeに動画があるので検索してみてください。

猫用のトイレ

飼うと決めているのであれば、子猫用のトイレを購入します。

家族に向か入れる予定がなかったり、すに用意できない場合は、浅い容器にシュレッダーのゴミなどの紙くずをしいても代用できます。

不動産会社や大家さんに連絡

賃貸に住んでいる方で、入居時「ペット相談可」とないたら場合、子猫を拾った旨を伝えたほうが後々トラブルになる可能性が低くなるので連絡しておいた方が良いと思います。

たとえ一時的な場合でも、契約違反になって強制退去になることもありますので。「すぐに里親募集します」といえば許可されることもあるそうです。

もし、管理会社からOKが貰えなかった場合は、動物病院や保護猫活動をしている団体や施設などががいくつもあるので相談してみてください。

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