今までのすし博訪問歴
1歩目 すし博 「ランチコース12貫 ¥5,500」@鎌ヶ谷(千葉県)
初訪問の記事
記事情報や看板メニューの詳細はこちらに記載しています。
5歩目【ランチ】すし博「ランチコース12貫 ¥5,500」@鎌ヶ谷(千葉県)
3回目は記事にしていないので記録がありませんが、今回は4度目の訪問です。
すし博のディナー1万円コース
8,000円と10,000円のコースがあり、今回は10,000円コースにしました。
飲み物はお茶ですのでお会計は夫婦で22,000円です。
南蛮漬け
腸も入っているので苦みがありますが、お酒好きな人にはとても美味しいだろうと思います。
私はお酒も飲めないし、苦いの苦手なので少し食べて主人にあげてしまいました(笑)
金沢の真子鰈(まこがれい)
醤油、塩、すだち全て用意され、好きなように食べられるスタイルであるのも嬉しいです。
炙ったとり貝
炙って甘みを引き出したとり貝。店主さんは、「塩でも醤油でも美味しい」といっていました。
炙ってあることで香ばしさもあって美味しかったです。
写真ですが、担当である主人が写真を撮り忘れてしまったためありません。
真つぶ貝
1キロオーバーの真つぶ貝。「真つぶ貝は大きければ大きいほど、柔らかくて、甘くなるから、美味しい」とのこと。実際とっても甘くて美味しかったです。
塩と醤油それぞれで頂きましたが、甘みが際立つ塩の方が美味しく感じました。
新物のとうもろこし
でたばかりのトウモロコシが一番甘くて美味しいとのことです。とうもろこしってなかなか食べきれなくて敬遠してしまうと話すと、美味しい食べ方や保存の仕方を教えてもらったので、今年はとうもろこしを買って食べようかなと思います。
金目のヅケ
皮を炙って塩か煮切り醤油のお鮨スタイルでいただくのも美味しいですが、こういった形でいただくのも美味しいです。
千葉竹岡で捕れた太刀魚の塩焼き
他で捕れたところより、千葉の竹岡は脂が乗っていて美味しいそうです。確かにかなり脂の乗った美味しい太刀魚でした。
玉子が添えられていますが、これは漬物類が苦手な私たちようです。他のお客さんにはらっきょが添えられていました。
北海道余市のあん肝
余市のあん肝が日本一だそうです。脂が良く乗っているから臭みが少ないのが特徴。
内臓系が大の苦手な私でも少量であれば美味しく頂くことができました。
平貝の磯辺焼き
見た目はもうお餅の磯辺焼きでした!少しだけ七味がかかっているのがアクセントになっていて良かったです。
平貝で磯辺焼き風っていうのは初めてで、美味しさにびっくりしました。
お鮨として食べる時よりも柔らかく、旨味がよく出ているので、毎回この磯辺焼き風でも嬉しいなと思いました。
ガリ
味は特に変えていませんが、硬い部分は塩気が強く感じますが、基本は甘みがあって酸味のマイルドなガリです。
江戸前の鯒(こち)
別名というわけではありませんが「夏の河豚」ともいわれています。タンパクではあるものの歯ごたえがある魚。
今回は3日寝かしてあるものを握っていただきました。
3日寝かしたものって結構張りが失われているイメージがありますが、こちらの鯒は3日寝かせていても歯ごたえがありました!むしろ寝かせたことで丁度良い歯ごたえになったのかもしれません。
赤貝
赤烏賊
鰯
鳥取境港の鮪中トロ
巻き網でとった鮪はあまり扱わないそうですが、「この鮪は良かった」と今日は出てきました。
脂が良く乗っていて美味しかったです。
しらす
しらすは白魚と似ていますが、全然味が違います。はらわたが入っているので、苦みが予想以上より強かったです。
これは苦手な部類でした。
余市の海胆
余市で海胆がでてくるともう海胆の旬だそうです。
夏の赤海胆は「磯の味が濃厚になる」とのことで、苦手だと感じる人もいるものの、楽しみに待っている人もいるとか。
今回食べた海胆は、確かに今までと味が違いましたが、私は内臓系が苦手な成果夏以外のウニのほうが好みの様です。
しじみの汁物
端の方に浮いているのと葉は、山椒です。
しじみと山椒は相性が良いと店主小口さんが言っていたので、自宅でしじみの味噌汁を作るときは山椒を入れようと思います。本当に美味しかったです。
鯖
よく脂が乗っていて美味しかったです。
煮穴子
抹茶のブラマンジェ
ランチの時はいつも小豆のモナカアイスだったので、意外なデザートが出て驚きました。
ココナッツミルクを使っていて、底には小豆が入っていました。ブラマンジェ自体が結構甘めですが、抹茶の苦みでバランスが取れていて美味しかったです。
「すし博」に対するえどめぐ夫婦の感想
東京の美味しいと言われるお鮨屋さんに行って味を覚えたあとのすし博の感想を簡単に述べようと思います。
シャリの大きさが平均より「大きい」
まず、他のお鮨屋さんに行ってわかった都心の江戸前鮨屋さんとの違いはシャリの大きさ。
すし博は結構ジャリが大きいです。
シャリはマイルドな酸味と塩気なので、シャリが多くても淡泊な白身の鮨ダネを食べた時、シャリの塩気や酸味が強すぎることはありません。
反対に都心の鮨は少量のシャリで結構塩気を感じるところが多いので、シャリの塩分が多い傾向にあると思います。
実際シャリの大きさについてお話を聞いたところ「お腹いっぱいになって欲しいから、シャリを大きめにしている」とおっしゃっていました。
東京の鮨に負けない美味しさがある
すし博は東京で営業している猛者たちに負けないクオリティです。これは、都心で人気のお鮨屋さんで色々と食べ歩きしたので自信を持って言えます。
むしろ東京で「絶品」「本格的な味」と言われているお店よりも「すし博のほうが美味しい」「すし博のほうが技があり、満足度が高い」と思うことも度々ありました。
東京に美味しいお店がたくさんありますが、東京じゃなくても匹敵する『美味しい』に出会えます。
ちなみに、6/4とコロナで様々な飲食店が営業再開し始めてまだ客足が戻らないと困る中、こちらのお店は満席でした。
満席だったせいもあり、一つ一つでてくるのがゆっくりだったので、お店滞在時間は3時間ほどでした。
普段平日ランチでガラガラの時は滞在時間は1時間以内なので、今回は店主の小口さんとたくさんお話できて楽しかったです。
本当にコミュニケーションが上手なので、3時間ずっと楽しい時間でした。